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ブログを始めて約1ヶ月が経ちました。
記事もいくつか公開して、自分なりに中身のあるものを書いているつもりではいるのですが、アクセスは全然ありません。
このブログはNext.jsとSanity CMSで作っていて、デザインも構成もClaudeと相談しながら自分で組んでいます。
記事の内容には力を入れているけれど、「サイトの技術的な部分」に関しては、あまり手をつけられていませんでした。
SEOという言葉は知っていても、具体的に自分のサイトに何が足りないのかはわかっていなかった、というのが正直なところです。
最初に手をつけたのは、メタディスクリプションでした。
Claudeと記事を作っているときに初めてこの言葉を知って、何それ?と聞いたら、検索結果でタイトルの下に出る説明文のことだと教えてくれました。
あった方がいいということだったので、Claude Codeに頼んでSanityのCMSに入力欄を追加してもらい、記事ごとに説明文を書けるようにしました。

ここまでやって、「他にも、コードでできることがあるんじゃないか?」と思いました。
そこで「このブログサイト、アクセスがなかなか伸びないんだけど、コードでなにかできることはある?」と、Claude Codeに聞いてみました。
すると、数分で7つの改善点が返ってきました。
Claude Codeは、ブログのコードを全体的に調べた上で、こういう結果を出してきました。
SEOに直結する改善(5つ)
パフォーマンス改善(2つ)
さらに「おすすめの実施順」まで提案してくれました。
JSON-LD → canonical → og:image → カテゴリメタデータ → サイトマップ
の順番です。
これを見たときの僕の感想は、「何を言っているのかわからない」でした。
canonical、JSON-LD、og:image、サイトマップ。聞いたことがあるのはサイトマップだけでした。
Claude Codeに「これ何?」と聞けばもちろん説明してくれます。
でも、説明されても頭に入ってこないんです。
言葉としてはわかるんだけど、「それで、結局どういうこと?」という感覚がずっと残っていました。
何度聞いても同じです。わかったような、わからないような。
ただ、Claude Codeはそういう僕に対しても、ひとつずつ作業を進めてくれました。
「まずこれをやりましょう」「次はこれです」と順番に提案してくれるので、意味がわからないまま手を動かしていた、という感覚です。
メタディスクリプションは、Googleで検索したときにタイトルの下に表示される説明文のことです。
Googleは「メタディスクリプション自体は検索順位に直接影響しない」としていますが、検索結果でユーザーがクリックするかどうかの判断材料になります。
自分も検索するときにこの説明文を読んでページを開くか決めているので、これはすぐに納得できました。
OG画像は、TwitterやLINEなどのSNSでURLをシェアしたときに表示されるサムネイル画像です。
設定していないと、SNSが勝手に選んだ画像や空白のカードが表示されてしまいます。
推奨サイズは1200×630ピクセルです。
今はまだこのブログがSNSでシェアされることはないですが、そのときにちゃんとした画像が出るようにしておきたいと思いました。
canonicalタグは、Googleに「このページの正式なURLはこれです」と伝えるタグです。
同じ記事でも、末尾にスラッシュがついたURLやパラメータ付きのURLなど、複数のURLでアクセスできてしまうことがあります。canonicalタグを設定しないと、Googleがそれらを別々のページだと判断して、SEOの評価が分散してしまう可能性があります。
サイトマップは、サイト内のすべてのページをリストにしたXMLファイルで、Googleのクローラーに「うちのサイトにはこのページがありますよ」と伝えるものです。
内部リンクが少ないページはクローラーが見つけられないことがあるので、サイトマップに含めておくことでインデックス漏れを防げます。
JSON-LD構造化データは、記事のタイトルや著者名、公開日といった情報を、Googleが読み取れる形式で埋め込む仕組みです。
これを正しく設定すると、検索結果にリッチリザルト(公開日や著者名が表示される見た目)が出る可能性があります。
最初はどの用語もピンときていなかったんですが、メタディスクリプションやOG画像は自分がユーザーとして日常的に目にしているものだったので理解しやすくて、canonicalやサイトマップのような裏方の仕事はなかなか実感が湧きませんでした。
JSON-LDの「Googleに情報を教えてあげる」というイメージが持てたあたりから、他の項目も少しずつつながってきた気がしています。
Claude Codeは7つの改善点を出してくれましたが、そのすべてを今やる必要はありませんでした。
7つのうち2つは、Claude Code自身が「SEOに直結するものではなく、パフォーマンス改善の領域です」と分けてくれていました。
ひとつは「LCP画像にpriority属性をつける」というものです。
LCPというのは、ページを開いたときに最初に目に入る大きな画像やテキストのことで、これが表示されるまでの速度がGoogleのパフォーマンス指標のひとつになっています。
priority属性をつけると、ブラウザがその画像を優先的に読み込んでくれるようになります。
もうひとつは「カスタム404ページを作る」です。
404ページは、存在しないURLにアクセスしたときに表示される「ページが見つかりません」の画面のこと。ここに他の記事へのリンクを置いておけば、迷ったユーザーをサイト内に引き留められます。
どちらもやったほうがいいことではあるけれど、Claude Codeがまず優先すべきはSEOに直結する5つだと判断してくれたので、今回はその5つに絞って作業を進めました。
作業はすべてClaude Codeが進めてくれたので、僕がやったのは「ちゃんと動いているかを確認すること」です。
ブラウザの開発者ツールでHTMLのソースを見ると、canonicalタグやOG画像の設定が実際にコードとして出力されているのが確認できました。


JSON-LD構造化データも、HTMLのソース上にきちんと埋め込まれていました。

カテゴリページにもメタディスクリプションとcanonicalタグがきちんと入っていて、サイトマップにもカテゴリページやプライバシーポリシーのページが追加されていました。


中でも一番わかりやすかったのは、Googleの「リッチリザルトテスト」です。これは自分のサイトのURLを入力すると、構造化データが正しく設定されているかをGoogleがチェックしてくれるツールです。

テストを実行して「1件の有効なアイテムを検出しました」と緑のチェックマークが表示されたときは、素直に嬉しかったです。
コードの中身は正直よくわかっていなくても、自分のブログがGoogleにちゃんと認識されているんだという実感が持てました。

今回の作業で、僕のブログにはJSON-LD構造化データ、canonicalタグ、OG画像の設定、カテゴリページのメタデータ、サイトマップの拡充という5つの改善が加わりました。
ただ、それぞれのコードが具体的に何をしているかと聞かれたら、正直まだちゃんと説明できる自信はありません。
canonicalタグやサイトマップの仕組みは、たぶんこの先も何度かClaudeに聞き直すと思います。
でも、「何のためにやっているか」は前よりもずっとわかるようになりました。
一回聞いて「ふーん」だったものが、少し時間を置いてもう一回触れると「あぁ、そういうことか」となる。その繰り返しで、少しずつ自分の中に入ってきている感覚があります。
そして、そもそもの話ですが、ブログを始めてまだ1ヶ月です。
Claudeに「アクセスが伸びない」と相談したとき、「1ヶ月目でアクセスが伸びないのは普通のことですよ」と言ってもらえたのは、地味に救われました。
SEOの改善は種まきみたいなもので、やったからといってすぐに結果が出るわけではありません。
ただ、種をまかなければ芽は出ない。今回の作業は、そのための第一歩だったと思っています。